新型コロナウイルス対策と致しまして
　
・入口の常時開放
・外観音前でのお焼香台設置
・消毒液自動噴射機の設置
・非接触型体温計による検温
・スタッフのフェイスシールド装着
　
を徹底させていただき、皆様に安心してお参り頂けるように致しました。
　
来月のお祥月も皆様のお越しをお待ちしております。
　
Youtubeにて祥月の様子を動画にて掲載しておりますのでご覧ください
　
⇓　こんな法話をいただきました　⇓
　

　
本日は暑い中大勢の方にお参り頂きまして本当にありがとうございます。
心から御礼申し上げます。
　
この日曜日までの一週間ですね。
福井も雨の日がずっと続いておりました。
熱海・九州の方に本当に
毎年のように雨の被害というモノが出ております。
　
この度の被害に遭われて
失われた尊い命。
また、被害に遭われた皆さんの
ご冥福とお見舞いを心から申し上げたいと思います。
　
みなさんも日々思われていることだと思います。
そんな中で本当にこうやって
月に一回、皆さんの顔を見て
そしてこうやてお経を唱えて
大好きだった自分達の家族動物の
供養・祈りが出来る
と言うことは有難いことだと
つくづく感じるのです。
　
これは去年のコロナというものの影響を受けてお寺でも法要が中々普段通りできなくなってしまった。
それで、色々形を変えまして
この時期ですと、棚経（たなぎょう）
と言いまして、自宅にお経を上げに行くのです。
みなさん棚経って聞いたことないかもしれませんが、皆さんが身近な七夕の所以です。
　
七夕とは７月７日です。
７月７日の夕方に
御招霊（ごしょうらいだな）
といいまして、ご先祖様を
お迎えする用の棚を設けたのです。
そこに旗を立てたので七夕といいます。　
　
７月７日の夕方だから七夕と書くんです。
仏教行事なのです。
織姫・彦星は中国の古事でありますけれども
元は日本は仏教行事なのです。
　
そんな中でお参り行くわけでありますが、
自宅ではなくて、
去年からお寺の広いお堂でするようになりました。
　
すごく増えたのです。
多くの方がお寺でご供養したいと。
まぁそれは1ついいことだなと思いました。
　
もう一つ増えたことがあります。
みなさん分かりますか？
去年から一気に増えたことがあります。
お墓参りこれがですね
去年５月のゴールデンウィークの
旅行に行かれていた方々が近くの
行けるところということで
皆さんお墓参りに続々来られるようになったのです。
それはそれでまた一つ改めて
自分の足元を見つめる良い機会になったのかなと思います。
　
いろんな捉え方ができますが、
そんな７月、８月
今年もお盆の時期を迎えるわけであります。
　
今私のお寺でもお墓参りの掃除行きますと
お墓参りの方々に出会うわけですが、
このお墓参りに対してこんな歌があります。
　
明治生まれの俳人
”　清水径子さん　”という方が
次のような俳句を詠んでいます。
　
墓洗ふ水がおいしくなりたれば
　
今テレビ番組で
ダウンタウンの浜田さんの
「プレバト」が人気があって
若い子が読むようになってきましたが
この俳句分りやすいですよね？
　
ぜひこの俳句持って帰って頂いて
味わって頂きたいこの時期の詩なんです。
俳句には必ず季語というものがあります。
「墓あらう」
はお盆を示すの季語なのです。
ですからこの清水径子さんは
お盆の時期に自分の亡きご両親の
お墓を一生懸命洗っている
その姿が身に浮かびます。
　
そこに
「水おいしくなりたれば」
みなさん経験あると思います。
お墓にこの時期お参りに行きまして洗うと
炎天下なので乾くのも早いですよね。
　
行く行くは墓石に水が染み込んでいく
まるで亡き両親が
「美味しい。美味しい。」
と水を飲んでいるように見えた
こういう詩ですよ。
　
また、この清水さんのご両親は
彼女が幼いころに亡くなっているのです。
おばあちゃんが育てているのです。
ですからその寂しさをどうにか拭いたい。
　
「父さん、母さん。
私こんなに大きくなって
元気に暮らしてるよ。」
そういう思いもどうか届いてほしい。
　
そういう風にこの詩からは感じ取れるわけであります。
つまり、お盆というのは何か？
亡き人達を救うために供養を始めたのがお盆です。
　
実はそれだけではなくて
同時に、今苦しんでいる自分が自分と向き合って
どう生きていくかを考え治す機会でもあるのです。
　
さぁもう一度、
みなさんにとっても家族動物
または亡き人達のことを思いながら
今、自分はここをどう生きていくか？
それを考え直す機会にぜひして頂ければ幸いでございます。
　
色々と大変な時期は続いていきますが
心と体の健康。
これが第一です。
これを大事にしていただきまして、
また暑い夏を乗り切っていきたいと思います。
　
今日は本当にありがとうございました。
　
　
≪お客様の声≫
　
福井市Ｎ様

これまでに亡くした愛犬のことを
詳しく覚えていてくださり、今回亡く
した愛犬についても丁寧に対応して
くださり、大変ありがたく思っています。
　
《次回の法要の日程をお確かめください》
　
当社は北陸地域の金沢市、小松市、福井市、鯖江市の計８ケ所に店舗があり　石川は加賀・福井は敦賀と全域で、
ペット犬、猫、及び他動物の葬儀、火葬、納骨、動物霊園運営を行っております
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